2011年1月15日土曜日

思い出のスクラップブック5"Mom's Quilt Book"

2007年、私の記念すべきカスタムオーダー第1号アルバムです。同僚のヴィッキーからのオーダーで、キルトをライフワークにしているヴィッキーのお母さんへのクリスマスプレゼントでした。

まずは、ヴィッキーとアルバムのサイズをどうするか話し合い、大きすぎず、小さすぎず、でも個性的な12x6インチにすることに。そして、BasicGreyのPHEOBEのコレクションパックをメインで使用することを決め、1970年から2007年までにお母さんが作ったキルト作品の膨大な写真の中から、絶対に使用してほしい写真やその思い出話などの情報を収集してから製作開始っ!

まずは表紙を作らないと始まらない私。キルト、ソーイングをテーマにラブオン、ボタン、リボンを使ってコラージュを作ってみました。このスクラップブック、3個のリングで綴じているのですが、リボンをたくさん結んだり、糸巻きやボタン、はさみのチャームもつけて賑やかにしてみました。

これが、表紙の裏側。私のお気に入りのコンビネーション。このスクラップブックを作っていて、どんなペーパーにも必ず相性のいいペーパーが存在することや、バランスの大切さを学んだ気がします。私はその相性のいいペーパーやエンベリッシュメントをあれでもない、これでもない・・・と見つけ出しては、組み合わせてみる過程が好きなんです。だから、私の製作現場はあんなに散らかっているのかも。

一番古い作品は1970年のもの。キルトのデザインをまねて、ペーパーを組み合わせたレイアウト。

7 gypseies のサークルスタンプもアルバムを通してたくさん使用しています。

ちょうどScrapfest 2007でTimのデモンストレーションを見た後だったので、Crackle Paint も使用してみました。

とにかく、ものすごい作品の数なのです。これはキルトの写真を左ページにレイアウト。そして・・・
右ページにはキルトのデザイン名と作られた年代をリストして、なるべくたくさんの写真が使えるように工夫しました。

1980年代の作品はサークルパンチを使ったレイアウト。ヴィッキーやお母さん自身が、ジャーナルを記入できるスペースも入れました。

作品だけでなく、家族が一緒に写っている写真っていいですね。着ている洋服やヘアスタイルなどを見るだけで、いつ頃の作品かが分かります。キルトと一緒に写っているのはもう成人になっているヴィッキーの娘さん。

こんな小さなキルトの一部分の写真でも、どのデザインのキルトなのか、ヴィッキーやお母さんには分かってしまいます。

写真を使ってキルト風のお花を作ったレイアウト。

ヴィッキーのお母さん。今も元気にキルトを作っています。

そして、バックカバー。

このスクラップブックが完成した時、ヴィッキーは涙を浮かべて喜んでくれました。私こそ、とっても楽しませてもらったのに・・・。私にスクラップブックってすごいなあ・・・と感じさせてくれた出来事でした。

年が明けてから我が家に届いた贈り物がこれ。
ヴィッキーの手編みのスリッパ。すっぽり足を包んでくれて、ミネソタの冬にはなくてはならない私達のお気に入りアイテムです。

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