2011年1月10日月曜日

ミネソタのリサイクル事情

去年のお話ですが、私達の住むミネアポリス郊外のプリモス市主催の、リサイクルセンター見学があり、二人で参加してきました。日本のような厳しいごみの分別が行われていないので、ミネソタのリサイクル事情に興味があったのです。

プリモス市のゴミの分別は、リサイクル可能な資源ゴミと、不可能なただのゴミの2種類です。後で詳しくふれますが、プラスティックボトルも、新聞紙も、ガラスも、リサイクルできる物なら一緒にしてOKなのです。

プリモス市が利用しているリサイクルセンターはミネアポリス郊外にあり、毎日約800トンの資源ゴミが運ばれてくるのだそうです。このリサイクルセンターのマネージャーはこの資源ゴミの山を見ただけで、その日に何時間このセンターを稼動しなければならないか、判断できるんだそうです。
資源ごみがベルトコンベアーに乗って移動していきます。ここで、ガラスの分別と資源ごみに混じったリサイクル不可能な物が人の手で除かれていきます。
スティール缶が磁石で分けられ、軽い紙類とアルミ缶、プラボトルがベルトコンベアーに乗りながら分別されていきます。このベルトコンベアー、結構高い所にあって、高所恐怖性の私にとってはかなり怖い見学体験に・・・。
紙類だけに分けられた資源ごみの塊がここから出てきます。
そしてその塊の山!
こちらはアルミ缶の塊。
そして、こちらがアルミ缶の塊の山!この形でアルミ缶業者のもとへ再利用のため運ばれていきます。このアルミの塊はここで保管されることなく、ほぼ24時間以内に再利用のために運び出されるのだそうです。
見学の終わりには、リサイクルのことなら何でも載っている"Recyclopedia" とリサイクルマテリアルを再利用して作ったバッグをお土産にいただきました。

時々、ゴミを手にしてこれはリサイクルできる資源ごみなのか、ただのゴミなのか・・・悩む私達。市からいただいたカンニングペーパーを見ることもしばしば。でも、なぜシリアルやクラッカー、パスタ類の箱は資源ごみで、ピザの箱や冷凍食品の箱はただのゴミなのか?ケチャップやシャンプーやソープ類のプラスティックは資源ごみで、ヨーグルトやバターなどの入っているプラスティックはゴミなのか?・・・解決されていない謎はまだまだ多しっ。

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2 件のコメント:

sae さんのコメント...

Henderson市はビン・缶/プラスチック・紙の3種類に分けて出します。
でもLas Vegas市はリサイクルはないのです。

ちなみに乾電池はどうしていいのか今でも迷っているため、捨てられません・・・

T and C さんのコメント...

乾電池はHazardous Wasteになるので、市指定のDrop offがあるはず。本来なら乾電池を売っているストアにDrop off Boxを設置すべきと思うんだけど・・・。わざわざDrop offまで乾電池を持っていく人ってあんまり多くなさそうだし。ちなみにうちの市では、City hallとCounty libralyにもDrop offが設置されてます。