2011年2月10日木曜日

ミネソタ極寒フェスティバル: セントポール編

1月、2月はただでさえ寒いミネソタの冬が、輪を掛けて厳しくなる月です。そんな寒さを避けて暖かい南へバケーションに出かけるミネソタ人も多いのでしょう、2月だというのに水着を売っているお店をよく見かけます。

冬のイベントが目白押しのこの時期、バケーションに行かないミネソタ人達は寒むくなければ出来ないことをして楽しんでいます。そのひとつがセントポールのウインター・カーニバルっ!今年で125回目を迎える歴史のあるカーニバルです。
1月下旬から2月上旬にかけて、セントポールの街のあちらこちらでパレードや氷の彫刻のコンテストなどの催しが行われ、中でも地元新聞社が発表するクルーを手がかりに、セントポールの街を舞台に行われる大掛かりな宝探しは人気があるようです。さすがにアウトドア派の私達でも、ネイティブのミネソタ人に混じって外を歩き回る宝探しに参加しようとは思いませんでしたが、Rice Park の近くを通ったので、氷の彫刻を見に寄ってみました。



1885年、ニューヨークのあるレポーターをして、”人の居住に適さないもうひとつのシベリア”と言わしめる街だけあって、コンテスト後数日経っても、全く溶けることなく彫刻を楽しむことができました。じつは、このレポーターの発言に気を悪くしたセントポールの商工会議所が翌年の1886年に、”セントポールの人々がもっとも活発な時期の行事”として始めたのが、第1回のセントポールのウインター・カーニバルなんだそうです。

私達がそうだったように、冬のミネソタの楽しさを理解するには時間がかかるんです。

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