2011年9月7日水曜日

草取りは心のセラピー

裏庭のたんぽぽとの戦いが終わったと思ったら、今度はCrabgrass(日本語ではメヒシバ)と呼ばれる雑草との戦いが待っていました。種がイネの穂のようにできるのでイネ科に属しているというのも、なるほど、うなづけます。その名の通り、カニの足のような茎を地面に伸ばして広がるこの雑草の一株からは、1年に150,000個もの種ができ、その種は3年も土の中で生きられるのだとか。恐ろしやCrabgrass。種ができる前に何とか駆除をしておきたい厄介者です。

除草剤を使っての駆除が一番手っ取り早い解決法ですが、使いすぎは土にも環境にもよくないので極力避けたい私達の対処法はズバリ、草取りっ!たんぽぽと違い、根は浅いし、比較的簡単に引き抜くことが出来ます。ただ問題は・・・ものすごい数!
というわけで、夏の間しばらくは夕方のCrabgrass 退治が二人の日課に。始めは、ものすごい数のCrabgrassを前に気が遠くなっていた私達ですが、比較的簡単に抜けてくれるCrabgrass取りに、徐々にはまってしまうのでした。
時には二人で向き合いながら、その日の出来事やニュースなどをお喋りしながらの草取り。時には何も考えず、もくもくと眼の前に広がるCrabgrass に集中して草取り。そしてまた時には、庭に飛んでくるカージナルなどの野鳥のさえずりを聞きながらの・・・。なにしろ、その日の成果が一目瞭然。だんだんCrabgrassが無くなっていく裏庭を眺めた時の達成感っ!単純作業の草取りが二人の気分転換、ストレス解消となり、いつの間にか草取りの事をTherapyと呼ぶようになった私達。
これが週末になると、嬉しいリフレッシュメント付きセラピーに。ビンテージのアイスクラッシャーを取り出してきて、ジンライムで休憩。

蚊が多い夕方には、近所のフリーマーケットで見つけた蚊遣り豚に蚊取り線香を入れて。まさかここアメリカで蚊遣り豚に出会えるなんて・・・。フリーマーケットで売っていたおばさん(アメリカ人)はもちろん何に使うかは知りませんでした。おかげで、お安く情緒ある日本の夏を楽しめました。

Labor Dayホリデーが過ぎ、もう泣いても笑っても、ミネソタの夏は終わり。秋には暖かい飲み物を頂きながらの枯れ葉集めが待っています。



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2 件のコメント:

saetina さんのコメント...

草取りしながらジン・ライム。
なんてアメリカン 笑
そして蚊取り線香。ステキです。

緑が多くていいですね~
お宅拝見に伺いたいです:)

LASはやっと90F後半~100F前半の気温になりました。
ちょっとは涼しくなった気がします。
気だけですが…

T and C さんのコメント...

是非、家族でミネソタ探検に来てください。