実はコンサートが行われたのが、東日本大震災の悲しいニュースをずっと見続けていた翌日で、チケットを手に入れた時から楽しみにしていた生のラフマニノフだったのに、出かけるのも気が重かったというのが正直な気持ち。でも、やっぱり行ってよかった。4楽章62分という長い曲ですが、美しいラフマニノフのメロディに心癒されるひと時を過ごすことができました。おまけにVasily Petrenko の指揮がとてもしなやかで美しいんですっ!しかも”イケメン”。普段は座席なんて気にしないのだけど、もっと近くで彼の指揮を見たかったかな?
コンサート前のホールでは開演を待つ人が、ワインを頂きながら、おしゃべりを楽しんでいます。
これがコンサートホール。
この日は演奏後、指揮者のVasily Petrenko へのQ&Aコーナーもありました。世界中を回って指揮をしている彼へユニークな質問もありました。ヨーロッパではサラーッと流すような演奏でも、情緒豊かな演奏が好まれる傾向にあるアメリカでは、その土地に合わせて演出を変えたりもするのだとか。この日のラフマニノフは人生の喜びや悲しみを感情豊かに表現していて、心を打つ演奏でした。
ちなみに、ミネソタオーケストラを体験するなら、ラッシュチケットがお薦め。コンサートによっては、約1ヶ月前ぐらいからチケットが$25で買えてお得です。その他学生割引やコンサート当日のラッシュチケットセールもあります。たまには生の音楽に触れるっていいですよね。この次は去年も行ったYevgeny Sudbin のベートーベンのピアノコンチェルトかな。
Toshi さんには”結局イケメンならいいんだ・・・”という皮肉を頂きそうです。

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2 件のコメント:
そりゃぁイケメンの方がいいでしょ。
耳にも目にもいい 笑
だよね~。
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