2012年7月27日金曜日

近所のグロッサリー事情

近頃、近所のグロッサリー・ストアがそれぞれの特徴や持ち味を生かしてカスタマー獲得にしのぎを削っているのをひしひしと感じます。というのも、あの大手スーパーマーケットの”ウォルマート”が遂にここPlymouthにも進出することが決まったらしいんです。

その影響をまともに受けそうなのが近所のCub Foodですが、久しぶりに出かけたらエスニック食材のコーナーが広くなっていました。
さきいかっ!

お徳用あられも!

そしてうどん、そば、そうめんっ!

以前はアジア系グロッサリー・ストアにわざわざ出向かなければ買えなかった食材が近所で手に入るのは本当に便利。早速その日の夕食はそうめんにしちゃいました。日本物には弱い・・・。

こちらは最近、同僚から聞いていたグロッサリー・ストア、ALDI。近くを通ったので初めて中を覗いてみました。ALDIの売りはその安さと新鮮な野菜・果物なのだとか。

お店に入ってまず目に付くのは、ロックの掛かったショッピングカート。25セントでロックを解除して使用します。ショッピングの後、所定の位置に戻して再びロックを掛けると25セントが戻ってくる仕組み。なるほどこれでカートを片付ける人件費がセーブできます。また、お店にはお買い物袋がありません。お買い物袋を持参させることで経費節約。

商品は箱のまま積まれているだけ。

並んでいるのは宣伝費が価格に上乗せされていないALDIの自社ブランドの商品ばかり。これも安さの要因。でもALDIはそのクオリティも保証しています。

野菜・果物も箱のまま並べられています。バナナももう既に袋詰めされていました。種類は限られているけど、確かに安い!鮮度もよさそうです。

店内ではほとんど店員さんを見かけませんでした。レジ係りの人もいすに座り黙々と仕事をこなしています。会計ではクレジット・カードは使えません。もちろん、持参した袋に入れるのもセルフ・サービスです。このようにして削減された経費が、安い商品の値段に反映されてるんですね。

 このALDI,我が家の近所にはないのでわざわざ出かけるほどではないにしろ、通りがかりに利用するのにはいいかも・・・・。

ただ・・・、安いのはありがたいのですが、徹底的に無駄を省かれているグロッサリーショッピングに味気無さを感じてしまったのも確か。苦手なグロッサリー・ショッピングをできる限り楽しくしたい私は、サンプルのサービスや、新鮮な野菜・果物を手にとって欲しいだけ選べる事、店員さんとのコミュニケーションまでもがグロッサリーのコストの中に含まれていることを実感したのでした。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ中西部情報へ
にほんブログ村

0 件のコメント: